ゆるり7月記-2024のまとめ
今年の7月は酷く暑い夏となりました。エアコンのありがたみを感じる夏ですが、屋外との温度差や冷やしすぎなどで手足が冷たくなり、体幹との温度差からも体調を崩すこともあり、温度差は自律神経の不調、肩こりに足の痙攣などの原因となります。
今月は、以前に掲載した日々是はり灸接骨日和ニュースレター2022vol.3「エアコンでの冷やし過ぎと肩こり、足の痙攣」を取り上げてみました。
夏になると体型が気になる季節でもあります。日々是はり灸接骨日和ニュースレター2020vol.3「殿筋を鍛えてヒップアップ」にて殿筋の衰えは老化の始まりということで、体型だけでなく良い姿勢を保つことは若さの秘訣ですので、今年も取り上げてみました。
エアコンの冷えからくる肩こり、スポーツでの肩こりもポイントなる筋肉は僧帽筋となります。ピックアップVol.05-No.03「肩こりの解消と僧帽筋への鍼灸治療」として、僧帽筋と鍼治療について取り上げています。
今月の経穴(ツボ)詳細として、督脈の命門・懸枢・脊中穴、手陽明大腸経の温溜・下廉・上廉穴、任脈の関元・石門・気海穴、手太陰肺経の列缺・経渠・太淵穴となります。 督脈、任脈は、体幹の前面、後面となりますが、自律神経疾患に使われ、温溜・下廉・上廉、列缺・経渠・太淵は上腕骨外側上顆炎(テニス肘)やドケルバン病(狭窄性腱鞘炎)、インターセクション症候群、手首や肘の痛み、麻痺などの治療穴となります。
運動器疾患には接骨・鍼灸治療、消化器、自律神経などの体内の変調の症状には、鍼灸治療となります。