魚際（ぎょさい）は、第1中手骨掌側で母指球の形が「魚」の腹のようであることと、辺縁をさす「際」から名付けられる。
※由来には、諸説あります。
第1中手骨の掌側中点で、赤白肉際に取る
肩・肘の痛み、指のしびれ、母指弾発指、頭痛、咽乾（喉の渇き）、喉痺、咳嗽、喀血
胸背部の痛み、感冒、身熱、腹痛、嘔吐、精神障害、不整脈
「胃中寒すれば魚際の絡多く青し、胃中熱あれば魚際の絡赤し・・・」霊枢
少しお待ちください。
少商（しょうしょう）「少」は、五音の陰陽の区別で、また、末端を「少」と称している。「商」は宮、商、角、徴、羽の五音の1つであり、肺は金に属しており、その音が商であるため名付けられる。
※由来には、諸説あります。
母指末節の爪甲橈側角から1分のところ。
指のしびれ、咽喉の腫れ・痛み、鼻血（衄血）、歯痛、耳鳴り
咳嗽、喘息、昏迷、中暑（日射病）、中風
一名：鬼信
少しお待ちください。
face魚際穴は、母指球にあり母指のばね指（弾発指）の治療穴の1つですが、胃中の寒熱のように体調だけでなく、母指球がやせて膨らみがなくなる筋肉の萎縮は、正中神経の障害である手根管症候群の症状の1つで、母指球は望診（視診）や切診（触診）のポイントになります。
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