地倉(ST-04)
由来
地倉(ちそう)の「地」は下部、「倉」は穀物の貯蔵庫の意味で、口の傍らで外側下部にあり食物を納めることから名付けられる。
※由来には、諸説あります。
要穴
- 陽蹻脈
- 手・足陽明の交会穴
ツボの位置
瞳孔から垂直に下ろした線と口角の水平線との交点
主治・作用
唇がゆるんで閉じない、眼瞼痙攣、口眼歪斜、歯痛、頬部の腫れ、流涎
- 疏風活絡
- 扶正鎮痛
局所解剖
- 筋・筋膜
- 皮膚-皮下組織-口輪筋-口角下制筋
- 血管・神経
- 顔面動・静脈の分枝あるいは属枝
- 顔面神経の頬筋枝、下顎神経の枝
その他
一名:会維
胃経、大腸経、陽蹻脈だけでなく任脈との交会ともある。(類経図翼)
掲載記事
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