下関(ST-07)
由来
下関(げかん)「関」は機関を意味し、下顎骨の関節にあることから名付けられる。
※由来には、諸説あります。
要穴
- 足の陽明胃経と足の少陽胆経の交会穴(甲乙)
ツボの位置
耳珠の前で、頬骨弓と下顎切痕の間にできる陥凹部
主治・作用
顔面痛、歯痛、歯肉の腫れ・痛み、顎関節の開閉痛、口眼歪斜、耳聾、耳鳴り、耳痛
頚部の腫れ、眩暈
- 疏風活絡
- 開竅益智
局所解剖
- 筋・筋膜
- 皮膚-皮下組織-耳下腺-咬筋と側頭骨頬骨突起-外側翼突筋
- 血管・神経
- 咬筋動・静脈
- 顔面神経の下顎縁枝、大耳介神経
その他
下関の関節を牙関といい、疾病で口をくいしばった状態を牙関緊急という。
掲載記事
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