漏谷(SP-07)
由来
漏谷(ろうこく)の「漏」は、にじみでることで、「谷」は山に囲まれた陥凹部の意から名付けられる。
※由来には、諸説あります。
要穴
- 記載なし
ツボの位置
三陰交の上3寸の脛骨内側縁の後縁に取る。
脛骨内側顆下縁の三陰交と内果の間を1尺3寸とすると、線上の中央よりやや下に取る。
主治・作用
下腿・足のしびれ・痛み・冷え、湿痺(重だるい痛みや腫れで湿邪が原因)
消化器・泌尿器・生殖器:腹脹、腹鳴、食欲不振、小便不利、遺精
- 渗湿利尿
- 健脾利湿
局所解剖
- 筋・筋膜
- 皮膚-皮下組織-下腿三頭筋-長趾屈筋-後脛骨筋
- 血管・神経
- 血管・神経//大伏在静脈、後脛骨動・静脈
- 伏在神経の内側下腿枝、脛骨神経
その他
一名:太陰絡
掲載記事
「足首を動かすふくらはぎの痛み~鍼灸と接骨治療」日々是はり灸接骨日和ピックアップ Vol.05 No.02
※つながり記事にリンク掲載