神門(HT-07)
由来
神門(しんもん)の「神」は、「心は神を蔵す」、「心は神明を主る」などの精神活動を指し、「門」は神気が出入りするところ。
※由来には、諸説あります。
要穴
- 本経の兪穴
- 五行の土に属する
- 本経の原穴
ツボの位置
手関節横紋上で豆状骨の橈側
主治・作用
手関節炎、尺骨神経麻痺・神経痛、腱の炎症など本経循行部の運動器疾患
失民、健忘、心痛、不眠、便秘、精神的疾患、自律神経疾患
- 寧心安神
- 補心気作用
局所解剖
- 筋・筋膜
- 皮膚-皮下組織-尺側手根屈筋腱
- 血管・神経
- 尺側皮静脈、尺骨動・静脈
- 内側前腕皮神経、尺骨神経
その他
別名を兌衝、中都、鋭中、兌骨等。
「心実すれば之を瀉す」