天池(PC-01)
由来
天池(てんち)の「天」は、高部や上部を指し、「池」は、水の貯まるところや間隙を意味し名付けられる。
※由来には、諸説あります。
要穴
- 手の厥陰心包経と足の少陽胆経の交会穴
※手足の厥陰経(心包経、肝経)と少陽経(三焦経、胆経)の交会穴との説あり。
ツボの位置
乳中穴の外1寸で第4肋間に取る。または、第4肋間の高さで鎖骨中央線から外側1寸に取る。
主治・作用
心疾患、肋間神経痛、腋下の腫れ痛み
咳嗽、痰
心、肺、乳房の病症
- 寛胸理気
- 寧心安神
局所解剖
- 筋・筋膜
- 皮膚-皮下組織-大胸筋外下部、小胸筋下部の起端
- 血管・神経
- 胸肩峰動脈筋枝、胸腹壁静脈分枝、外側胸動脈・静脈分枝、
- 肋間神経外側皮枝、前胸神経筋枝、第4肋間神経
その他
一名を「天会」
厥陰経と少陽経は表裏関係である。
掲載記事
少しお待ちください。