会宗・三陽絡・四瀆穴
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経絡

会宗・三陽絡・四瀆穴

会宗(TE-07)

由来

会宗(えそう)の「会」は会する。会合などのよりあう意味。宗脈の集まるところから名付けられる。
※由来には、諸説あります。

要穴

  • 本経の郄穴(甲乙)

ツボの位置

手関節背側横紋中央から上3寸(体幹に向かい)で支溝穴の尺側1寸

会宗(えそう)

主治・作用

上肢の痛み・しびれ、皮膚の痛み
耳鳴り、耳痛、難聴、癲癇、癇症

  • 疏経活絡

局所解剖

筋・筋膜
皮膚-皮下組織-尺側手根伸筋-小指伸筋-前腕骨間膜
血管・神経 浅層
尺側皮静脈の枝
血管・神経:浅層//尺側皮静脈の枝##後前腕皮神経
血管・神経 深層
後骨間動・静脈の枝
後骨間神経枝

その他

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三陽絡(TE-08)

由来

三陽絡(さんようらく)の三陽は、手の陽明大腸経、太陽小腸経、少陽三焦経を指し、三陽の集まるところから名付けられる。
※由来には、諸説あります。

要穴

  • 記載なし

ツボの位置

手関節背側横紋中央から上4寸(体幹に向かい)で尺骨と橈骨の間、または、陽池と肘頭とを結ぶ線を3等分し、陽池から1/3に取る。

三陽絡(さんようらく)

主治・作用

ぎっくり腰、上肢痛、難聴、歯痛、悪寒、発熱、無汗、嗜眠

局所解剖

筋・筋膜
皮膚-皮下組織-総指伸筋・小指伸筋-長母指外転筋-短母指伸筋-前腕骨間膜
血管・神経 浅層
橈側皮静脈、尺側皮静脈の属枝
後前腕皮神経
血管・神経 深層
後骨間動・静脈
後骨間神経

その他

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四瀆(TE-09)

由来

四瀆(しとく)の「瀆」は水路の意で、橈骨と尺骨の骨間の陥凹部で水路のようであり、江(長江)、淮(淮河)、河(黄河)、漢(漢水)の四水を「四瀆」と称したことから名付けられる。
※由来には、諸説あります。

要穴

  • 記載なし

ツボの位置

手関節背側の陽池穴と肘頭を結ぶ線上で肘頭から下5寸、または、中央点から肘頭に1寸の尺骨と橈骨の間。

四瀆(しとく)

主治・作用

前腕痛、突発性失声、難聴、歯痛、偏頭痛

  • 疏筋活絡

局所解剖

筋・筋膜
皮膚-皮下組織-小指伸筋と尺側手根伸筋-長母指外転筋と長母指伸筋
血管・神経 浅層
橈側皮静脈、尺側皮静脈の属枝
後前腕皮神経
血管・神経 深層
後骨間動・静脈
後骨間神経

その他

face四瀆よりも上方(中枢)反応がある場合、上四瀆として取穴します。
四瀆穴は要穴ではありませんが、肘の痛み、肩・上腕の痛みでは、触診し反応があれば四瀆または上四瀆を選穴します。

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結びとつながり

face会宗・三陽絡・四瀆穴から肘頭の天井へとつながりますが、経穴は、前腕の1/2より上方(中枢)には四瀆穴のみで、外関、支溝、会宗、三陽絡と下方(末梢)に集中しています。 四瀆から天井の間は、前腕伸筋群の筋腹や筋間へのアプローチポイントですが、経穴はないため四瀆穴の上方(中枢)や上腕骨外顆と肘頭の間に反応があればアプローチポイントとしています。

会宗穴については、支溝から尺側へ横1寸で、三陽経は陽池、外関、支溝とつながるライン上にあります。腎経ほどではありませんが、少し複雑な流れとなります。

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  • 掲載日:2024/10/03
  • 更新日:

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