天井（てんせい）の「天」は上部、陥凹は井戸のようで天井と名付けられる。
※由来には、諸説あります。
肘屈曲位で肘頭の直上1寸の陥凹部
肩、肘などの上肢の痛みとしびれ、側頭部痛、項頚・肩背部痛
難聴、耳鳴り、眼痛、咽喉痛、頬部の腫れ
心痛、胸痛、癲癇、驚悸、中風
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清冷淵（せいれいえん）の「清冷」は寒涼を意味し、「淵」は陥凹を指す。三焦に停滞した熱邪によって起こる疾患を寒冷な性質で癒やす働きから名付けられる。
※由来には、諸説あります。
肘屈曲位で肘頭の直上2寸
肩・腕の痛み、頭痛、眼痛、発熱悪寒
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消濼（しょうれき）の「消」は水が退く、消える意味で、「濼」はとどまるという意味から名付けられる。
※由来には、諸説あります。
臑会と清冷淵を結んだ中点
消渇、頭痛、項頚部のこわばり、上肢の痛み
「濼」は、熱が津液を傷める、邪気が停滞するなどの意味があり、実熱、虚熱とも効果がある。
消渇の特効穴
※消渇は、口渇引飲は「多飲」、消穀善飢は「多食」、小便頻数量多は「多尿」の病証で、現代の糖尿病。
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face手少陽三焦経の天井・清冷淵・消濼は、上腕後部部で上腕三頭筋上にある経穴（ツボ）で、上腕三頭筋の長頭は肩甲骨まで伸びています。
上腕三頭筋が付着する肘頭付近は、スポーツ障害を起こすところでもあり、肩や肘の痛みの治療に使われる経穴となります。
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