膝関（しつかん）は、膝関節の意で、膝関節病を主治とするため名付けられる。
※由来には、諸説あります。
脛骨内側縁の後縁に陰陵泉を取り、その後ろ1寸のところ。
下肢のしびれ・麻痺、膝関節障害
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日々是はり灸接骨日和ピックアップVol.05 No.02
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「足首を動かすふくらはぎの痛み～鍼灸と接骨治療」
曲泉（きょくせん）の「曲」は屈曲を指し、「泉」は陥凹を指す。膝を屈してできる陥凹にあることから名付けられる。
※由来には、諸説あります。
膝の内側で、膝を屈してできる横紋端で、半膜様筋、半腱様筋の停止部の前縁陥凹部
下肢のしびれ・痛み、膝の痛み、頭痛、目眩、目痛、下痢、食欲不振
月経不順、帯下、陰部のかゆみ・痛み、陰茎痛、遺精、排尿困難、膀胱炎、尿道炎
少しお待ちください。
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陰包（いんぽう）の「陰」は大腿の内側を指し、「包」は包蔵（つつみかくす）を指す。太陰脾経と少陰腎経の間にあるため名付けられる。
※由来には、諸説あります。
膝を屈して曲泉から上4寸の内側広筋と縫工筋の間
膝関節痛、月経困難など婦人科疾患
遺尿、小便不利など泌尿器疾患、陰部疾患
一名：陰胞
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face膝関穴についての私見として、膝を屈して取穴すると陰陵泉、曲泉、陰谷が混みあいます。肝経が蠡溝、中都穴と骨上を走行していることからも膝を屈した流れを考えると鵞足部あたりの方がいいのではと感じますが、腓腹筋内側頭と鵞足炎との関連やアキレス腱付着部での捻れと負荷から考えると現状の方がいいとなります。
「犢鼻の下2寸、裏に向かう陥なる中」をどのように解釈するかですが、胃経の犢鼻穴は膝蓋骨下外側の陥凹部、いわゆる外膝眼となります。ただ、犢鼻を膝蓋靱帯上に取ると、「裏に向かう」を内側方向となると骨上の凹みは鵞足あたりになります。
まだまだ、検討の余地がある1穴です。
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