長強（ちょうきょう）の「長」は、督脈の絡が脊椎を挟み、頭部へ上り分布が長いことを指し、「強」は、作用が強いことを指すことで名付けられる。
※由来には、諸説あります。
尾骨下端と肛門の間の陥凹部
下痢、便秘、痔、脱肛、腰背・仙骨・尾骨の痛み、精神性疾患
「督脈の別絡、少陰の結ばる所」甲乙経
「足の少陰少陽の結会。督脈別れて任脈に走る」聚英：腎経と胆経の交会する所で任脈に行くところ。
別名として、窮骨、骶上、骨骶、気の陰郄、亀尾、尾翠骨、竜爪穴、曹渓路、三分閭、河車路、朝天巓、上天梯、尾閭、気郄等。
少しお待ちください。
腰兪（ようゆ）の「腰」は、腰尻で仙骨部、仙骨裂孔を指し、「兪」は、経穴の意で名付けられる。
※兪は輪の意で、腰部の脈気が輪転する所でもある。
※由来には、諸説あります。
仙骨裂孔の中央陥凹部、左右仙骨角の水平線上で後正中線上。
下痢、便秘、痔、脱肛、月経不順、夜尿症、精神性疾患
腰背・仙骨・尾骨のこわばり・痛み、下肢の麻痺・筋萎縮
別名として、背解、髄空、腰戸、髄孔、腰柱、髄兪、髄府等。
少しお待ちください。
腰陽関（こしのようかん）は、丹田に応じ、元陰元陽に関連するところで、「陽」は、陽に関連し、「関」は要所の意で名付けられる。
※足の陽関と区別するために腰陽関とつけられる。
※由来には、諸説あります。
第４腰椎棘突起下の陥凹部
排便、排尿疾患、月経不順、冷え性、腰痛、骨盤痛、下肢の麻痺・しびれ・痛み・冷え
陽気の流れに足陽関と腰陽関は相対しあう。
少しお待ちください。
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